NBS創立30周年特別企画〈夢フェスト30〉
2010年11月 〈奇跡の響演〉
MIRACLE GALA PERFORMANCE 空前にして絶後、これを見逃したら生涯に悔いを残す! ズービン・メータ指揮イスラエル・フィル +ベジャール・バレエ団&東京バレエ団ほか、 総勢300名による奇跡の祭典!
指揮:ズービン・メータ 演奏:イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー 振付:モーリス・ベジャール
「春の祭典」
出演:モーリス・ベジャール・バレエ団、東京バレエ団
音楽:グスタフ・マーラー(交響曲第3番 第4、5、6楽章) 振付:モーリス・ベジャール
「愛が私に語りかけるもの」
出演:モーリス・ベジャール・バレエ団 メゾ・ソプラノ:藤村実穂子 合唱:栗友会合唱団 児童合唱:東京少年少女合唱隊
音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー 振付:モーリス・ベジャール
「ペトルーシュカ」
出演:東京バレエ団
NBSでは創立30周年を迎えるにあたり、ビッグ・プロジェクト〈NBS夢フェスト30〉を企画しました。そのオープニングを飾るのは、オーケストラ、合唱、バレエ総勢300名による一大スペクタクル〈奇跡の響演〉です。これまでのNBSの30年の実績を象徴的に表わそうというのが、この〈奇跡の響演〉で、NBSの実績をもってしか実現できない「ガラを超えたスーパー・ガラ」になると、自負しております。 イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団はマーラーとストラヴィンスキーを得意とする世界屈指のオーケストラですが、劇場付きのオーケストラと違って、オーケストラ・ピットに入ってバレエ公演の演奏することはありません。ズービン・メータは巨匠指揮者として、コンサートはもちろん、オペラ指揮においても優れた手腕を発揮していますが、バレエは指揮していません。 モーリス・ベジャール・バレエ団と東京バレエ団は、モーリス・ベジャールの作品を通じて、兄弟カンパニーの関係ですが、合同公演は1988年の〈パリ年’88〉「PARIS―TOKYO」だけです。ベジャールの作品の数々は、通常は特別録音された音源を用いて上演されてきました。ベジャール作品をオーケストラの生演奏で上演するだけでも稀なことなのです。今回上演するストラヴィンスキーの「春の祭典」と「ペトルーシュカ」は、コンサートでたびたび演奏されるものの、そもそもバレエのために作曲された作品です。それをメータ指揮イスラエル・フィルが演奏するほか、「愛が私に語りかけるもの」はマーラーの交響曲第3番の第4,5,6楽章で構成されていますが、このオーケストラと共に、世界の檜舞台で活躍するメゾ・ソプラノの藤村実穂子、栗友会合唱団、東京少年少女合唱隊が加わって、自然への讃歌が荘厳に奏でられます。むろん、「愛が私に語りかけるもの」が合唱付のオーケストラの生演奏で上演されるのも、これが最初にしておそらく最後。 普通ではありえないことが、いくつも重なっているから、まさに奇跡。至高の響きと、究極の演技の饗宴だから〈奇跡の響演〉なのです。この千載一遇の機会に集う人々には、これまで誰も体験したことのない感動が待っています。音楽ファンもバレエ・ファンもこの空前絶後の機会に立ち会えたことが誇りに思える日がきっと来ます。この今回一度だけの〈奇跡の響演〉を見逃したら、生涯に悔いを残すに違いありません。