英国の香りあふれる、妖精たちのバレエ

「真夏の夜の夢」

振付: フレデリック・アシュトン
音楽: フェリックス・B.メンデルスゾーン

Photos:Kiyonori Hasegawa

妖精の王と女王、人間たちのふしぎの森での騒動を軽やかに描く文豪シェイクスピアの「真夏の夜の夢」が、美しいヴィクトリアン・スタイルの美術・衣裳で舞台に出現します! 英国ロイヤル・バレエ団の振付家フレデリック・アシュトンが、有名な“結婚行進曲”を含むメンデルスゾーンの音楽に振付けたこのバレエ。美しい自然を映す色彩のなか、愛らしい妖精たちとゆかいなキャラクターたちがユーモアとアイロニーの溶け合った演技を繰りひろげます。また、妖精の王オベロンと女王タイターニアが最後に踊るパ・ド・ドゥは、きらめくような“ロイヤル・スタイル”の名振付。今回はバレエ界のプリンス、フリーデマン・フォーゲルをオベロン役として招き、相手役には若手エースの沖香菜子を抜擢。フォーゲル日本初披露の華麗なダンスと、東京バレエ団の自慢のアンサンブルによる、英国の美学と詩情あふれる舞台をお楽しみください。

主な配役

フリーデマン・フォーゲル
(オベロン)ゲスト

甘いマスクと端正な演技で、世界のバレエ界のトップを走り続ける、シュツットガルト・バレエ団のプリンシパル。古典やクランコのドラマティック・バレエはもちろん、ベジャールやコンテンポラリーまで幅広く踊る。アシュトンの「真夏の夜の夢」は初挑戦。

沖香 菜子
(タイターニア)

ボリショイ・バレエ学校留学後に入団。小柄で愛らしい容姿と生命力あふれる踊りで注目を集め、以後、「ラ・シルフィード」「ロミオとジュリエット」「ドン・キホーテ」「くるみ割り人形」「ねむれる森の美女」等の全幕物で次々に主演を果たす。

宮川 新大
(パック)

ジョン・クランコ・バレエ学校に留学。YAGP銅賞、ヴァルナ銀賞を受賞し、海外でソリストとして踊った後、14年入団。シャープなテクニックと現代的なセンスが魅力で、「ラ・シルフィード」ジェイムズ他、古典/コンテンポラリー問わず活躍する。

Photos:Kiyonori Hasegawa


「セレナーデ」

青くロマンティックで清々しい、20世紀の傑作バレエ

「セレナーデ」東京バレエ団初演

振付: ジョージ・バランシン
音楽: ピョートル・I.チャイコフスキー

チャイコフスキーの美しい「弦楽セレナーデ」にのって、月明かりを思わせる青いライトのもと、女性ダンサーを中心に流麗なステップが繰り広げられるジョージ・バランシンの「セレナーデ」。音楽と溶け合うようなステップ、あふれるロマンティシズムと清々しさ。そして、ときに意表をつく素早い動きや変化のあるフォーメーション。20世紀の巨匠バランシンが初めてアメリカのダンサーのために創作した、世界中のバレエ団で人気の名作です。すでに3つのバランシン・レパートリーをもつ東京バレエ団ですが、この初演に向けて充実のソリスト陣を配し、満を持して本作を初演します。どうぞご期待ください!



演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

※「セレナーデ」はバレエ団初演のため、振付指導者によるリハーサルがはじまってから配役が決定します。

※表記の出演者は2017年11月22日現在の予定です。出演者の怪我・病気、その他の都合により変更になる場合がありますのでご了承ください。変更にともなうチケットの払い戻し、公演日・券種の振替はいたしません。正式な配役は公演当日に発表します。