ウィーン音楽の正統を継ぐ、ウィーンでもっとも歴史ある、世界最高峰の室内アンサンブル!
ウィーン室内合奏団-日本公演2014 Wiener Kammerensemble
ウィーン・フィルのトップ・メンバーでお届けする、これぞ優雅と洗練を極めた響き。
予定される曲目
(Aプロ) F.シューベルト:弦楽四重奏曲第12番ハ短調 D.703「四重奏断章」 J.ブラームス:クラリネット五重奏曲 ロ短調 Op.115 F.シューベルト:八重奏曲 ヘ長調 Op.166 (Bプロ) W.A.モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク W.A.モーツァルト:ディヴェルティメント第10番ヘ長調K.247 J.シュトラウス1世、2世、P.I.チャイコフスキー他:〈ワルツ、ポルカ、「くるみ割り人形」〉
来日メンバー (2013年11月15日現在)
これぞウィーン伝統の優雅でまろやかな響き! “ウィーン”と名のつく室内楽アンサンブルの中でも、もっとも長い歴史をもつ名門、ウィーン室内合奏団が2年半ぶりに来日します。
ウィーン室内合奏団は、不世出の名コンサート・マスター、故ゲアハルト・ヘッツェルがウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のトップ・メンバーを集めて1970年に結成しました。翌年ウィーン音楽祭でデビューを飾り、ヨーロッパ各地の演奏会や音楽祭、ラジオ・テレビでの活躍のほかに数々の名録音も残しています。ヘッツェル亡き後にヨゼフ・ヘルが師の意志を継ぎ、現在はタマーシュ・ヴァルガが中心となって、本拠地のウィーンをはじめ欧州や世界各地で活動を続けています。
設立以来、彼らが変わらず使命と考えているのは、ウィーン伝統の響きを現代に伝え楽しんでもらうこと。メンバーはいずれも実力派揃い。彼らの至芸と緻密なアンサンブルは、楽曲のすべての瞬間を聴きどころに変えてしまいます。
ウィーンの代名詞であるモーツァルトとシュトラウスの楽曲によるプログラムを、洗練の極みともいえる、正統ウィーンならではの極上の調べでお楽しみください!
※出演者の都合により曲目が変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
第1ヴァイオリン |
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ウィーン放送交響楽団の第1ヴァイオリン首席奏者を務める傍ら、大学で後進の指導にもあたる。1992年以来、ウィーン交響楽団のメンバーで構成されているEOS四重奏団のリーダーを務め、ウィーン・コンツェルトハウスでのシリーズ・コンサートで成功を収めている。1995年、ウィーン交響楽団コンサート・マスターに就任。 |
第2ヴァイオリン |
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1972年よりウィーン国立歌劇場管弦楽団、74年よりウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバーとなった。1980年からはザイフェルト弦楽四重奏団の第1ヴァイオリン奏者、1988年から92年にはアンサンブル・ウィーンのメンバーとして活躍。ソリストとして、また、「コルソ」「ウィーン・ヴァイオリン・カルテット」など室内楽奏者としても活躍。 |
ヴィオラ |
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90年、リッカルド・ムーティの勧めにより、スカラ・フィルハーモニー管弦楽団(ミラノ・スカラ座管弦楽団)のオーディションを受け、以後4年間同管弦楽団の首席奏者を務めた。94年より、ウィーン国立歌劇場管弦楽団およびウィーン・フィルのヴィオラ第一奏者を務める。 |
チェロ |
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92年フランツ・リスト音楽院卒業。国際的なチェロ・コンクールにて多数の入賞を果たしている。98年より、ウィーン国立歌劇場管弦楽団およびウィーン・フィルのソロ・チェリストを務める。これまでに、ソリストとして、また室内楽との共演で、世界各地で演奏を行っている。03/04年シーズンよりウィーン室内合奏団に参加。 |
コントラバス |
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リンツのブルックナー音楽院で学ぶ。ソリストとしての活躍の契機をもたらしたのはシャンドル・ヴェーグだった。グスタフ・マーラー・ユーゲント・オーケストラのメンバーとしても活躍。02年にウィーン交響楽団のメンバーとなり、翌03年1月からウィーン国立歌劇場管弦楽団団員、06年からはウィーン・フィルの首席奏者を務めている。 |
クラリネット |
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ウィーン音楽大学でシュミードルに師事。87年グスタフ・マーラー・ユーゲント・オーケストラの創立メンバーとなり、以後、ソリストとしてもウィーン交響楽団と共演、ウィーン楽友協会ホールでデビューなど活躍。現在、コントラスツ・ウィーン、ウィーン交響楽団ゾリステン、ウィーン木管五重奏団でも活動する。 |
ファゴット |
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生地グラーツの音楽院とザルツブルクのモーツァルテウム音楽院で学ぶ。数々の国際コンクールで受賞歴をもつ。87年よりウィーン交響楽団の首席奏者を務めるかたわら、室内楽奏者として、世界的に著名な音楽祭に定期的に出演している。また、ソリストとしても世界的に活躍している。2010年より、ウィーン室内合奏団のメンバーとなった。 |
ホルン |
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1997年よりウィーン・フォルクスオーパーの第一ホルン奏者。2001年にウィーン国立歌劇場管弦楽団の、2004年よりウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバーとなる。2005年ウィーン音楽大学の教授に就任。ウィンナ・ホルンズの創立メンバー。ウィーン・フィルの多くの室内楽アンサンブルの活動に参加している。 |
当初、ホームページ、本公演のチラシでお知らせした内容から、出演者と演目に変更が生じております。出演が予定されていた第1ヴァイオリンのアルベナ・ダナイローヴァは突然のアンサンブル脱退のため、また第2ヴァイオリンのアンドレアス・グロスバウアーは本人の都合により来日できなくなりました。代わりまして第1ヴァイオリンにヴィリー・ビュッヒラーが、第2ヴァイオリンにギュンター・ザイフェルトが参加いたします。メンバー変更にともない、Aプロで予定されていたF.シューベルトのロンド イ調長D.438は上記のように変更となりました。なにとぞご了承いただきますようお願い申し上げます。