ディアナ・ヴィシニョーワ ― 華麗なる世界
あなたが知らない、進化した、華麗なヴィシニョーワ!
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*Aプロ、Bプロとも、プロローグ/フィナーレはマルセロ・ゴメスが振付けます。
※出演者及び演目は2013年8月14日の予定です。出演者の都合、怪我等の理由により変更になる場合がありますのでご了承ください。
※音楽は「ダイアローグ」はピアノ独奏(アレクセイ・ゴリボル)、「椿姫」はピアノ独奏(菊池洋子)、その他は特別録音によるテープを使用します。
Aプロ
ヴィシニョーワのために創作されたノイマイヤー振付「ダイアローグ」
振付家ジョン・ノイマイヤーとのコラボレーションを強く望んだヴィシニョーワが自ら委嘱。使用された楽曲は、20世紀の作曲家フェデリコ・モンポウによる詩情あふれるピアノ曲「ショパンの主題による変奏曲」。演じるのはヴィシニョーワと、ハンブルク・バレエの気鋭ティアゴ・ボアディン。強烈な存在感と強い技術。両者に共通した個性を生かしながら、ある男女の対話が情熱的に、ひそやかに、せつなく、さまざまな様相で綴られていく。2011年サンクト・ペテルブルク初演。ニューヨーク、モスクワ、そしてハンブルクのニジンスキー・ガラでも上演された。
Bプロ
17歳のスター、ヴィシニョーワを決定づけたヒロイン再び。アロンソ振付「カルメン」
1994年、ローザンヌ国際コンクールに出場した17歳のヴィシニョーワは、「カルメン」(ベリスキー振付)で強烈なスター性と早熟な才能を見せつけ一躍脚光を浴びた。その同じヒロイン像を、いま大人の女性に成熟した彼女が再び踊る。アロンソ版の初演は、ロシア伝説のプリマ、マイヤ・プリセツカヤ。終始闘牛場を舞台に、命をかけて恋と運命に挑むカルメンは、プリセツカヤ同様、強いオーラと技術をもち、挑戦を続けるヴィシニョーワにふさわしい。ホセはマルセロ・ゴメス。エスカミリオはイーゴリ・コルプ。共演に東京バレエ団が加わり、40分に凝縮されたヴァージョンで上演される。