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2011:06:30:11:12:302011/06/30 [NBS最新情報]
ウィーン国立バレエ団 リュドミラ・コノヴァロワ、ニーナ・ポワコワ プリンシパルに昇格
2週間後に開幕を控えた<マニュエル・ルグリの新しき世界II>に出演する、ウィーン国立バレエ団のリュドミラ・コノヴァロワとニーナ・ポラコワが、6月28日に行われた2010/2011シーズン最終公演である<ヌレエフ・ガラ>の終演後、プリンシパルに昇格しました。
シーズン最後を飾る<ヌレエフ・ガラ>には、マニュエル・ルグリも出演し、ニーナ・ポワコワと「イン・ザ・ナイト」、「マノン」を披露しました。
昨年、ウィーン国立バレエ団の芸術監督就任したルグリは、2010/2011シーズンに8つの初演を行いレパートリーを一新。ウィーン国立バレエ団に新しい風を吹き込むとともにウィーン観客から絶大な支持を集め、芸術監督として最初のシーズンを成功裏に終えました。
この1年間のウィーンでの経験は、ダンサーとしてのマニュエル・ルグリに更なる充実をもたらしているに違いありません。
<マニュエル・ルグリの新しき世界II>にどうぞご期待ください!
▽<マニュエル・ルグリの新しき世界II>Aプロ公演概要
http://www.nbs.or.jp/stages/1107_legris_a/index.html
▽<マニュエル・ルグリの新しき世界II>Bプロ公演概要
http://www.nbs.or.jp/stages/1107_legris_b/index.html
2011:06:28:18:56:582011/06/28 [NBS最新情報]
[6/28追記]東日本大震災復興支援チャリティ・コンサート<ケント・ナガノ 青学オケを振る>義援金のご報告
6月5日に青山学院講堂で開催いたしました、東日本大震災復興支援チャリティ・コンサート「ケント・ナガノ 青学オケを振る」でお預かりいたしました義援金、および公演収益金を下記のとおりご報告いたします。
ご来場者からの義援金、公演収益金に財団法人日本舞台芸術振興会からの寄付金を加えた、200万円は、東日本大震災で被災した岩手県大槌町の小中学校5校の児童・生徒が一緒に学ぶ仮設校舎の楽器購入費として役立てていたくこことになりました。6月24日(金)に当財団の釜石市出身の職員が大槌町を訪問し、大槌町教育委員長に直接寄付金をお届けする予定です。
ケント・ナガノ氏、藤村実穂子さん、青山学院管弦楽団の皆様、そしてご来場いただきました皆様の東北復興への熱い想いが込められた寄付金が、日本の未来を担う児童・生徒たちの音楽教育のために役立てていただけることを嬉しく思っております。
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●会場でお預かりした義援金:353,606円
●公演収益金:1,467,143円
●日本舞台芸術振興会からの寄付金:179,251円
合計 2,000,000円
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皆様、ぜひ共に、
日本の希望に、若者たちに、
そして彼ら若者たちの
可能性に賭けましょう。
彼らこそが、日本のこの素晴らしい
文化的な伝統を受け継ぎ、
現状にとどまることなく、
さらに輝かしい未来を担っていくのですから。
ケント・ナガノ
*チャリティ・コンサート開催に向けてのメッセージより
[6/28追記]
6月24日、NBSの職員が岩手県大槌町教育委員会を訪問し、鎌田精造学務課長に義援金200万円をお渡しいたしました。
この義援金は8月に完成予定の仮設校舎で使用するキーボードなどの楽器や音楽CDを購入する予定とのことです。
被災した大槌町の小学校4校(大槌小学校、赤浜小学校、安渡小学校、大槌北小学校)と中学校1校(大槌中学校)は、現在大きな被害を免れた吉里吉里小学校、吉里吉里中学校、大槌高校、山田町にある県立青少年の家の4箇所で授業を行っています。
教育委員会の後、吉里吉里小学校を訪問し、校内をご案内いだきました。
吉里吉里小学校の理科室で行われていた、赤浜、安渡、大槌北、吉里吉里小学校、4校合同の2年生の音楽の授業の様子です。授業で使用していたピアニカも寄付されたものとのこと。
パーテーションで区切り、教室として使用されている吉里吉里小学校の体育館には、こんなメッセージが掲示されていました。
被災した各学校も訪問しましたが、校舎の形は残っているものの、浸水または火災によって授業が行える状態ではありませんでした。
(上左:大槌小学校、上右大槌中学校、下左:大槌北小学校、下右:赤浜小学校)
こうした辛い体験をした子どもたちの未来のために、今回のチャリティ・コンサートが少しでもお役に立てれるのであれば、こんなに嬉しいことはありません。
▽岩手日報記事
http://www.iwate-np.co.jp/hisaichi/h201106/h1106252.html
2011:06:23:21:40:312011/06/23 [NBS最新情報]
「HOPE JAPAN TOUR」シルヴィ・ギエム 緊急インタビュー
今秋、東日本大震災の復興を願い「HOPE JAPAN TOUR」と銘打った全国ツアーを行うシルヴィ・ギエム。
先日、このツアーに込めた想い、東京公演で踊る作品について電話インタビューでたっぷり語ってくれました。
「愛する日本のために行動したい、心からそう思ったのです」
-----東日本大震災後、4月6日にパリでいち早くチャリティ・ガラ「HOPE JAPAN」公演が開催され、ギエムさんはその発起人の一人だったと伺っています。開催のいきさつ、この公演に込めた思いを教えてください。
フォーサイスとの新作準備中に震災を知りました。最初はショックで呆然としていたのですが、被害の甚大さを知るにつれ何かしなければと思いました。シャンゼリゼ劇場が中止された日本人アーティストの公演日を提供してくれ、私はアクラム(・カーン)とニコラ(ル・リッシュ)を誘いました。フォーサイスは彼のカンパニーの島地保武さんを推薦してくれました。
私は日本のいろいろな場所で踊り、たくさん旅もしました。私は日本に愛と恩義を感じているので、心から日本のために行動したい。このような状況だからこそ、私は日本に行きたいのです。
-----Aプロでは、アシュトン「田園の出来事」とマクミラン「マノン」という両極端とも言える作品を踊られますね。
「田園...」はとても知的で演劇的。ノスタルジックな雰囲気のなか、視線や手、吐息などのディテール、緻密な振付からさまざまな感情や思いが溢れ出ます。「マノン」は壮絶で悲愴な非日常の次元に感情を運ぶ作品。振付も幅広く非常にフィジカル。スタイルは全く違っても、共に考え抜かれ、強く胸を打ちます。
-----Bプロ2作品は日本初演です。マッツ・エックの「アジュー」はあなたのソロと映像を巧みに組み合わせた独創的な作品です。どのように制作は進行しましたか?最初に二人で方向性を相談したのでしょうか?
いいえ、全く!私は最初に電話で彼に「何でも好きに創って」と頼んだだけ。数週間後に彼が一人で全部創り上げたものを、スタジオで一緒に調整・変更しました。私からの提案はなし。マッツといるとダンサーは謙虚に学ぶのです。作品から彼のヴィジョンを知るのは、とても幸せ。彼が伝えたい思いが、ごまかしや余計なものを一切省きシンプルに表現されているので、踊っていると真実に近づく印象を受けます。純粋で人間的な感情やイメージを放つダンスで、インパクトは強烈です。
-----7月にロンドンで初演されるフォーサイスの新作について伺います。24年前のパリ・オペラ座「イン・ザ・ミドル・サムワット・エレヴェイテッド」以来の顔合せですが、違いはありましたか?24年ぶりのコラボレーションの様子、どんな作品になるのかを教えてください。
彼は永遠の少年。仕事やダンスへの姿勢や情熱は、24年前と全く同じでした。まず彼が出すテーマ―5秒間の3つのパなどの動き―から非常に数学的な操作、具体的なパの実験、インプロヴィゼーションを行い、ダンサー側の提案やインプロを彼が選択し、対話を通して磨き上げます。彼は過去のダンスの動きから全く新しい思考や身体を生み出す振付家。過去と未来、多様なものの"ターニングポイント"にある、フィジカルでグラフィックで、幾何学的な驚くべき作品になります。
photo:Kiyonori Hasegawa(田園の出来事)、Lesley Leslie Spinks(アジュー)
◆シルヴィ・ギエム オン・ステージ2001 公演情報ページ>>>
2011:06:21:15:00:002011/06/21 [NBS最新情報]
<マニュエル・ルグリの新しき世界II>キャスト・プログラム変更のお知らせ
<マニュエル・ルグリの新しき世界II>の出演者が下記のとおり変更となりなりました。東日本大震災および福島第一原子力発電所の事故の影響から、このような大幅な出演者、プログラム変更が生じましたことを心よりお詫び申し上げます。
一度はこの公演自体を中止せざるを得ないところまで追い込まれておりましたが、マニュエル・ルグリの粘り強い情熱が、この公演を実現に導きました。原発事故の影響を危惧し来日を断念したのは、オレリー・デュポン、イルゼ・リエパ、およびウィーン国立バレエ団のオルガ・エシナ、マリア・ヤコヴレワ、キリル・クルラーエフ、エノ・ペシ。また、ロマン・ラツックとウラジーミル・シショフは怪我のために来日できなくなりました。代わりまして新たに、マリア・アイシュヴァルト、バルボラ・コホウトコヴァ、ドミトリー・グダノフ、ウィーン国立バレエ団からは木本全優が出演いたします。この出演者の変更にともない、プログラムも変更となります。
マニュエル・ルグリは次のメッセージを寄せておりますが、この困難な時期における氏の尽力に感謝するとともに、皆さまにおかれましても、このような事情をご賢察いただき、なにとぞご了承をたまわりますようお願い申し上げます。
マニュエル・ルグリからのメッセージ
日本の愛するファンの皆様へ
それぞれのダンサーが来日するか否かを自身で決定するという厳しい状況の中、予定していたプログラムと出演ダンサーを変更せざるを得なかったことを遺憾に思います。
しかし、私は日本の皆様への愛情と支援の気持ちを表すため、ぜひとも来日したいと願い、その気持ちを共にする仲間のダンサーたちが私と一緒に来日してくれることになりましました。
プログラムは当初私が思い描いていた《マニュエル・ルグリの新しき世界》ではなくなってしまいましたが、最高のパフォーマンスを披露しようというダンサーたちの熱い想いと団結力を証明するものに変わりはありません。
オレリー・デュポンの代役をマリア・アイシュヴァルトに依頼したことで、私がオネーギンとして最初に踊ったタチヤーナと、再び踊る機会を得ることになりました。
フリーデマン・フォーゲル、ドミトリー・グダノフ、パトリック・ド・バナが参加します。また、ウィーン国立バレエ団のソリストからリュドミラ・コノヴァロワ、ニーナ・ポラコワ、デニス・チェリェヴィチコ、ミハイル・ソスノフスキー、そして同バレエ団で最も才能あふれる日本人ダンサー、木本全優を皆様にご紹介いたします。
そして、魅力的な個性を持つバルボラ・コホウトコヴァも加わってくれることになりました。
吉岡美佳、上野水香をはじめとする東京バレエ団がプログラムに理想的な輝きを添えてくれるでしょう。
<マニュエル・ルグリの新しき世界II>
■出演者
マニュエル・ルグリ ウィーン国立バレエ団 芸術監督
☆マリア・アイシュヴァルト シュツットガルト・バレエ団 プリンシパル
☆バルボラ・コホウトコヴァ ウィーン国立バレエ団 ゲスト・ソリスト
フリーデマン・フォーゲル シュツットガルト・バレエ団 プリンシパル
☆ドミトリー・グダノフ ボリショイ・バレエ プリンシパル
パトリック・ド・バナ 振付家、ダンサー
リュドミラ・コノヴァロワ ウィーン国立バレエ団 ソリスト
ニーナ・ポラコワ ウィーン国立バレエ団 ソリスト
デニス・チェリェヴィチコ ウィーン国立バレエ団 ソリスト
ミハイル・ソスノフスキー ウィーン国立バレエ団 ソリスト
☆木本全優 ウィーン国立バレエ団 準ソリスト
※☆が新しく加わったダンサー
■プログラム
<Aプロ>
7月13日(水) 6:30p.m./7月16日(土) 2:00p.m.
「ホワイト・シャドウ」
振付:パトリック・ド・バナ
音楽:アルマン・アマー
衣裳:髙井秀樹(Stodja)
マニュエル・ルグリ、パトリック・ド・バナ
吉岡美佳、上野水香、西村真由美 ほか東京バレエ団
「海賊」
振付:マリウス・プティパ
音楽:リッカルド・ドリゴ
リュドミラ・コノヴァロワ、デニス・チェリェヴィチコ
「マノン」 第1幕のパ・ド・ドゥ
振付:ケネス・マクミラン
音楽:ジュール・マスネ
バルボラ・コホウトコヴァ、フリーデマン・フォーゲル
「アレポ」
振付:モーリス・ベジャール
音楽:シャルル・グノー/ユーグ・ル・バル、エリザベット・クーパー
ミハイル・ソスノフスキー
「ラ・シルフィード」 第2幕
振付:ピエール・ラコット(タリオーニ版に基づく)
音楽:ジャン=マドレーヌ・シュナイツホーファー)
ニーナ・ポラコワ、木本全優、
ほか東京バレエ団
「白鳥の湖」より、"黒鳥のパ・ド・ドゥ"
振付:マリウス・プティパ/ルドルフ・ヌレエフ
音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー
リュドミラ・コノヴァロワ、ドミトリー・グダノフ、ミハイル・ソスノフスキー
「ファンシー・グッズ」
振付:マルコ・ゲッケ
音楽:サラ・ヴォーン(「ハイファイ」「ウェイヴ」)
フリーデマン・フォーゲル ほか
「オネーギン」第3幕のパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・クランコ
音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー
マリア・アイシュヴァルト、マニュエル・ルグリ
<Bプロ> 7月15日(金) 6:30p.m./7月17日(日) 2:00p.m./7月18日(月・祝) 2:00p.m.
「ビフォア・ナイト・フォール」
振付:ニル・クリスト
音楽:ボフスラフ・マルティヌ
ニーナ・ポラコワ、ミハイル・ソスノフスキー
東京バレエ団
「ドン・キホーテ」
振付:マリウス・プティパ/ルドルフ・ヌレエフ
音楽:ルドヴィク・ミンクス
リュドミラ・コノヴァロワ、デニス・チェリェヴィチコ
「モペイ」
振付:マルコ・ゲッケ
音楽:C.P.E.バッハ
木本全優
「椿姫」 第2幕のパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・ノイマイイヤー
音楽:フレデリック・ショパン
マリア・アイシュヴァルト、フリーデマン・フォーゲル
「クリアチュア」
振付:パトリック・ド・バナ
音楽:デム・トリオ(トルコの伝統音楽)、マジード・ハラジ、ダファー・ヨーゼフ
上野水香、パトリック・ド・バナ
「マノン」 第1幕のパ・ド・ドゥ
振付:ケネス・マクミラン
音楽:ジュール・マスネ
ニーナ・ポラコワ、マニュエル・ルグリ
「サイレント・クライズ」
振付:パトリック・ド・バナ
パトリック・ド・バナ
「グラン・パ・クラシック」
振付:ヴィクトール・グゾフスキー
音楽:フランソワ・オーベール
リュドミラ・コノヴァロワ、ドミトリー・グダノフ
「カノン」
振付:イリ・ブベニチェク
音楽:パッヘルベル、J.S.・.バッハ、ホフステッター、オットー・ブベニチェク
デニス・チェリェヴィチコ、ミハイル・ソスノフスキー、木本全優
「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」
振付:ジョージ・バランシン
音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー
バルボラ・コホウトコヴァ、フリーデマン・フォーゲル
「オネーギン」第3幕のパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・クランコ
音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー
マリア・アイシュヴァルト、マニュエル・ルグリ
※表記の出演者・演目は2011年6月21日の予定です。
※演奏は「椿姫」はピアノ、その他はすべて特別録音によるテープを使用します。
2011:06:17:10:00:002011/06/17 [NBS最新情報]
「白鳥の湖」
◆主な配役◆
オデット/オディール:上野水香
ジークフリート王子:マシュー・ゴールディング
王妃:松浦真理絵
悪魔ロットバルト:柄本弾
道化:松下裕次
【第1幕】
家庭教師: 佐藤瑶
パ・ド・トロワ:高村順子-佐伯知香-長瀬直義
ワルツ(ソリスト):西村真由美、乾友子、高木綾、奈良春夏、田中結子、矢島まい
【第2幕/第4幕】
四羽の白鳥:佐伯知香、森志織、岸本夏未、阪井麻美
三羽の白鳥:高木綾、奈良春夏、田中結子
【第3幕】
司会者:佐藤瑶
チャルダッシュ
(第1ソリスト):乾友子-長瀬直義
(第2ソリスト):森志織、阪井麻美、氷室友、小笠原亮
ナポリ(ソリスト): 高村順子-松下裕次
マズルカ(ソリスト): 奈良春夏、田中結子、宮本祐宜、梅澤紘貴
花嫁候補たち:西村真由美、佐伯知香、村上美香、吉川留衣、岸本夏未、渡辺理恵
スペイン:井脇幸江、川島麻実子-木村和夫、後藤晴雄
指揮:井田勝大
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
◆タイムテーブル◆
第1幕・第2幕 18:30 - 19:50
休憩 20分
第3幕 20:10 - 20:45
休憩 10分
第4幕 20:55 - 21:10