バレエ・リュスの伝統を受け継ぐ、現代屈指の美と創造のダンス
鬼才ジャン=クリストフ・マイヨー率いる
モナコ公国 モンテカルロ・バレエ団 2015年日本公演
バレエの聖地モンテカルロから、洗練と衝撃の舞台。 世界中で絶賛を浴びた「LAC~白鳥の湖~」がやってくる!
photo:Angela Sterling
20世紀初頭にバレエに革新をもたらしたバレエ・リュスの精神を受け継ぎ、バレエ・シーンの最先端を走るモンテカルロ・バレエ団が、3年ぶり7度目の来日公演を行います。
モナコ公国モンテカルロはかつてバレエ・リュスが本拠とした地。モンテカルロ・バレエ団は、その”血“を強く意識して1985年に設立されました。率いるのは鬼才振付家ジャン=クリストフ・マイヨー。バレエの伝統を踏まえながら、斬新な手法で現代人の心に響く創造的な作品を次々生み出すマイヨーと、それを演じる、世界中から集まった精鋭ダンサーたちはつとに有名です。そしてマイヨーのもと、現在バレエ団とともに名門バレエ学校であるプリンセス・グレース・アカデミーとモナコ・ダンス・フォーラムが一つの組織として統合され、いまやモンテカルロはバレエの聖地、メッカとも呼ぶべき隆盛をみせています。
今回の公演では、有名な古典バレエ「白鳥の湖」をもとにマイヨーが新たに創作した「LAC~白鳥の湖~」が上演されます。ある王国の王子と、白鳥に姿を変えられた女性との悲恋物語という大筋はそのままに、王族一家とファッショナブルな宮廷人たち、悪魔の代わりに登場する“夜の女王”、そして白鳥の娘たちによる物語が、スピード感あふれる流麗で躍動的なダンスによって繰り広げられ、最後は大きな感動が押し寄せます。現代バレエの王道にして最先端。パリ、ロンドン、ニューヨークはじめ世界中で絶賛された舞台に、どうぞご期待ください!
世界のメディアが激賛! ジャン=クリストフ・マイヨーは、輝きも本質も消すことなく「白鳥の湖」というダイヤモンドを再び磨き上げた。 ─フィガロ・マガジン ジャン=クリストフ・マイヨーは、生ける古典である。観客が純粋主義者か現代的かは大きな問題とせずに、完璧なムーヴメントと新解釈の魅力を探求している。 ─ラヴァンガルディア 嵐のごときこの「LAC」の後、「白鳥の湖」は二度と同じであり得ない。 ─エルサレム・ポスト 「私を驚かせてごらん」というのがセルゲイ・ディアギレフの箴言だったが、ジャン=クリストフ・マイヨーの「湖(LAC)」はこの要求に見事に応えている。「白鳥の湖」がこれほどの戦慄を引き起こしたことは未だなかった。 ─南ドイツ新聞