佐々木忠次、お別れの会

photo:Kiyonori Hasegawa

 6月12日、佐々木忠次のお別れの会が行われました。長年、佐々木と苦楽をともにした舞台スタッフが、東京バレエ団の大スタジオに設えたロココ調の劇場を模した祭壇。ゆかりのオペラ・バレエ音楽が流れ、舞台照明によって遺影が浮かび上がるという手づくり感あふれる佐々木忠次の“最後の舞台”になりました。
 来賓を代表して、元内閣総理大臣小泉純一郎氏、評論家の三浦雅士氏、女優の黒柳徹子氏、そしてダンサーのシルヴィ・ギエム氏がお別れの言葉を捧げました。
*「お別れの会」のハイライト映像は、NBSのホームページで7月末日までご覧いただけます。

photo:Kiyonori Hasegawa

左から ペーター・コザック(ウィーン国立歌劇場技術部長)、タマシュ・ディートリッヒ(シュツットガルト・バレエ団芸術監督)、ポール・マーフィ(英国ロイヤル・バレエ指揮者)、デヴィッド・ビントリー(英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団芸術監督)、吉田都(ダンサー)、ケヴィン・オヘア(英国ロイヤル・バレエ団芸術監督)、シルヴィ・ギエム(ダンサー)、マニュエル・ルグリ(ウィーン国立バレエ団芸術監督、ダンサー)、ツァー・シン・ワン(台湾・黒潮芸術)、ソン・イー(台湾・黒潮芸術)

「佐々木忠次記念基金」設立

 佐々木忠次の意志を汲んで、「佐々木忠次記念基金」を設立することとなりました。佐々木の私財の大半は、故人の意志に従い、自身が創立した東京バレエ団をはじめ、広くわが国の舞台芸術の発展のために使うことになりますが、これを礎に、この基金を充実させ、成果あらしめたいとねがっております。ぜひこの趣旨にご賛同たまわり、皆さまのお志をお寄せいただきたく、お願い申し上げます。お志をお寄せいただいた方には、「お別れの会」当日、会葬御礼としてお配りしました追悼メッセージ集を差し上げます。
 ご寄付をいただける方は、下記の銀行口座にご送金いただけると幸いです。よろしくお願いいたします。

【佐々木忠次記念基金 振込先口座】
三菱東京UFJ銀行 都立大学駅前支店 (店番111)
普通預金 0149986
口座名義:公益財団法人日本舞台芸術振興会 佐々木忠次記念基金

※弊財団は公益財団法人ですので、ご寄付に対しては、減免税措置が受けられます。10,000円以上ご寄付いただいた方には、後日、受領書をご送付申し上げます。

■本基金に関するお問合せ・お申込みは下記まで
【公益財団法人 日本舞台芸術振興会】
支援業務室 TEL:03-5721-8000 FAX:03-5721-8011 メール:shien@nbs.or.jp
http://www.nbs.or.jp