ムーティ&シカゴ響
来日演奏会に向け準備万端!

Photo:Todd Rosenberg

 年明けの来日を前にした2015年12月3日から5日、シカゴ交響楽団の定期公演にはリッカルド・ムーティが登場。日本公演(1月19日)にもプログラムされているプロコフィエフの交響曲第1番、ベートーヴェンの交響曲第8番、そしてスクリャビンのピアノ協奏曲(pf:キリル・ゲルシュタイン)が演奏されました。
 実はこの3回のコンサートの2回目は、ムーティがシカゴ響を初めて指揮した1973年以来、250回目ということもあり、マエストロもオーケストラのメンバーにとって感慨深いコンサートとなったことでしょう。シカゴ・シンフォニー・センターを訪れた聴衆も、いつもに増して感動を味わったはず。シカゴ響にとっては、音楽監督ムーティとの初の日本公演に、準備万端で臨む構えとなりました。来日演奏会が待ちきれませんね!!

 なお、ムーティ・ファンにとっては今年3月の来日も楽しみ。日伊国交樹立150周年を記念し、ムーティが10年以上に亘り情熱を注いで育成する「ルイージ・ケルビーニ・ジョヴァニーレ管弦楽団」の精鋭メンバーと、日本の若手トップ奏者たちによる特別編成オーケストラ「東京春祭特別オーケストラ」が、2016年の東京・春・音楽祭オープニングを飾ります。

■日時・会場
3.16 [水]東京文化会館 19:00
3.17 [木]東京芸術劇場 19:00
*主催:東京・春・音楽祭実行委員会
お問合せ:TEL03-3322-9966